外国人墓地

皆さんは外国人墓地というお墓があることをご存知でしょうか。実は在日外国人や留学生、観光客の外国人が日本で亡くなった時、彼らを埋葬するための施設として外国人墓地が設けられているのです。外国人墓地の立地は故人の親族が日本に住んでいないことから、アクセスの利便性とは関係のない場所に位置しています。港町に置かれていることが多く、横浜や神戸の外国人墓地は有名です。外国人墓地は特殊な墓地で、様々な国の外国人が眠る一方、日本人も埋葬されています。実際に埋葬された外国人の中で有名な逸話に出てくる人たちを挙げると、ミシシッピ号乗務員のロバート・ウィリアムスや堺事件のフランス人がいます。長崎ではグラバー園のグラバーが埋葬されています。その他にも外交官、宣教師等が眠っています。ところで日本人であるにもかかわらず外国人墓地に埋葬される経緯が気になる人もいらっしゃるでしょう。それほど複雑な事情ではなく、クリスチャン日本人が敢えて外国人墓地を選択するケースが少なくないのです。外国人墓地は今では観光地も兼ねており、現地を訪ねると、歴史的な逸話を紹介してくれるガイドまでいます。外国人墓地は日本と海外との繋がりが深まるきっかけになった事件等を伝える場所として重宝されているのです。もちろん全ての外国人墓地が観光地化しているわけではなく、ひっそりと運営されているところもあります。中には関係者以外の立ち入りを禁じている外国人墓地もありますから、訪問を希望する人は事前に調べた方が良いでしょう。

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